スマホやタブレットが身近になった今、子どもたちの学びにもデジタルが取り入れられるようになってきました。
でも、手で触れて遊ぶ“アナログなおもちゃ”も、子どもにとってはとっても大切なんです。
画面で楽しく学びながら、実際に手を使って体験する。
この2つをうまく組み合わせることで、子どもたちの「わかった!」「できた!」がもっと増えていきますよ。
この記事では、デジタルとアナログのいいとこ取りで、子どもの成長を応援する方法をご紹介します!
デジタル知育ってどんなもの?
タブレットやスマホのアプリ、動画などを使って学ぶ「デジタル知育」。
こんな良いところがあります。
● イメージでわかりやすい
絵や動画、音声などで説明してくれるので、むずかしいこともイメージしやすくなります。
● 遊び感覚で楽しく学べる
タッチしたり動かしたり、子ども自身が操作することで、自然と興味がわいてきます。
● いろんなことが学べる
アプリや教材が豊富なので、好きなものから幅広く学ぶことができます。
タブレットやスマホを使った学びも、今ではすっかり身近になりました。
「ゲーム感覚で学べる」「興味が広がる」など、デジタルならではの良さもたくさんあります。
デジタル知育のメリットや楽しみ方を、こちらの記事でご紹介しています。
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デジタル時代の知育!子ども向け教育アプリの選び方と効果的な活用法
アナログ知育ってどんなもの?

手で触れたり動かしたりして学ぶ「アナログ知育」も、子どもたちの成長にとって欠かせません。
● 五感を使って学べる
実際に「見て・さわって・動かして」学べるので、体でしっかり覚えられます。
● 自由な発想が育つ
積み木やお絵かきなど、自分の思いつきで遊ぶ中で、創造力や表現力がどんどん広がります。
● 手を使う力が伸びる
細かい動きや感覚が育つので、手先の器用さや集中力アップにもつながります。
「手でさわって」「目で見て」「体で感じる」って、やっぱり子どもにとって大事なこと。
昔ながらのアナログおもちゃには、そんな体験がつまっています。
五感を使って遊べるアナログ知育の魅力を、こちらでくわしくご紹介しています。
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親子で楽しむアナログ知育!五感を育む遊びと学びの最強ガイド
デジタルとアナログ、どう組み合わせたらいいの?
デジタルとアナログ、それぞれのいいところを組み合わせると、子どもの学びがもっと豊かになります。
いくつかの例をご紹介しますね。
五感を使って楽しく学ぼう!
画面の中だけでは伝わらないことが、実際に手を動かしたり、音を聞いたり、においを感じたりすることで、グッとわかりやすくなります。
たとえば、季節のくだものを見て・さわって・食べてみる。
それを写真に撮ってタブレットで記録したり、感じたことをお絵かきしてみたり…。
五感を使う体験とデジタルを組み合わせることで、「知る→感じる→表現する」という流れが自然に生まれます。

タブレットだけじゃ伝わらない“本物の体験”が、子どもの学びをもっと豊かにしてくれますよ!
自由な遊びで想像力を育てよう
まずは、好きなおもちゃで自由に遊んでみましょう。
お人形を動かしたり、ブロックでおうちを作ったり…。
そんな遊びの中から「こうしたい!」「こんなものを作ってみたい!」というアイデアが生まれてきます。
そのひらめきをタブレットでお絵かきしてみたり、簡単な動画にしてみると、子どもたちの「つくる楽しさ」がどんどん広がっていきます。

自由な発想とデジタルの表現力が合わさると、子どもの創造力はどこまでも育っていきますね!
人とつながる力を育てよう
お友だちと公園でいっしょに遊んだり、おうちでオンライン通話をしたり。
今は、リアルとデジタル、どちらの場でも「人とつながる」ことができる時代です。
顔を見て笑ったり、画面越しに気持ちを伝えたり、いろんな方法で「つながる」体験を重ねていくことで、自然とコミュニケーション力が育っていきます。

リアルなふれあいも、デジタルなやりとりも、どちらも子どもにとって大切な学びの場ですね!
デジタルとアナログを組み合わせた楽しい学び方
数を楽しく学ぼう!
タブレットで「1・2・3」と数字を見たあとに、おはじきやブロックを使って、実際に数えてみましょう。
たとえば「3ってどれくらい?」と聞かれたとき、画面で見ただけではピンとこないこともありますよね。
でも、指でひとつずつ数えてみると、「あ、3ってこういうことか!」と感覚でわかるようになります。
「見る・触れる・動かす」体験がそろうことで、子どもたちの理解はぐんと深まります。

タブレットで学んだことを、リアルな体験で「なるほど!」に変える。
そんな楽しい数の学びができますよ!
物語の世界を広げよう!
デジタル絵本でワクワクするお話を読んだあとは、自分の手で好きなシーンを描いてみましょう。
「この場面が好き!」「このキャラクターを描いてみたい!」そんな気持ちが、子どもの想像力をどんどんふくらませてくれます。
絵を描くことで、お話の中に入りこんだような気持ちになれるのも、アナログならではの魅力。
世界にひとつだけの“自分だけの絵本”ができるのも楽しいですよね。

読む・感じる・描く──この流れが、子どもたちの表現力や創造力を育ててくれます。
音楽をもっと身近に!
音楽アプリでリズムをたたいたり、いろんな楽器の音を聞いてみたりしたあとに、
実際のカスタネットやピアニカで同じリズムや音をまねしてみましょう。
「この音、アプリと同じだ!」「ぼくの音、録音してみよう!」と、音に対する興味がどんどんわいてきます。
デジタルで気軽に音の世界にふれながら、リアルな楽器で「音を出す楽しさ」も味わえるのがポイント。

音にふれて、耳で聞いて、自分の手で鳴らしてみる。
そんな体験が、音楽の楽しさや感性をぐっと広げてくれます!
おすすめの知育商品
くもんのスタディクロック
リンク
特徴
・色のついた針と大きな数字で、時間がとっても読みやすい!
・直径30cmの大きな時計で、どこからでも見やすいよ。
・1分ごとに数字が書いてあるから、「◯時◯分」もちゃんとわかる!
ここがいいところ!
・数字を覚えたばかりの子どもでも、色で分かりやすくて安心。
・目で見てパッとわかるから、「時計って楽しい!」と思えるようになります。

アナログの時計だけど、デジタルみたいに見やすく工夫されているから、両方のいいとこどりですよ。
ラーニングリソーシズ カラフル ギアブロック スターターセット
特徴
・カラフルなギア(歯車)ブロックを自由に組み立てて、自分だけの動くおもちゃが作れます。
・60ピース入りで、きょうだいやお友達とも仲良く遊べます!
ここがいいところ!
・組み立てながら、自然と「どうやったら動くかな?」と考える力が育ちます。
・手をたくさん使って遊ぶから、手先の器用さもアップ!

画面じゃなくて実際に触れて動かす体験は、アナログならではの楽しさがありますね!
ナンバーブロックス
特徴
・数字がかわいいキャラクターになって出てきます!まるでアニメみたいなお話を見ながら、算数がもっと好きになれます。
・数字のかたちをしたブロックで、くっつけたり分けたりしながら、楽しくあそべます。
ここがいいところ!
・ストーリーといっしょに学べるから、「数字って楽しい!」と自然に思えます。
・見て・触って・動かして、数字の大きさや数え方が感覚で身につきます。

動画やアプリで楽しんだあとに、ブロックで実際にあそべるから、デジタルとアナログのいいとこどりができますよ!
しゃべる地球儀 パーフェクトグローブ
特徴
・専用ペンで地球儀をタッチすると、国の名前・言語・音楽などが音声で聞ける。
・クイズやゲームモードもあって、飽きずに遊べる。
・地図そのものはアナログなので、実物を見て触る体験もできる。
ここがいいところ!
・タッチするだけでいろんな情報が聞けるので、興味の入り口が広がる!
・国や文化に自然と関心が持てるきっかけに。

アナログな地球儀に、デジタルの音声学習がプラスされている優れものです!
楽しく学ぶのがいちばん!
デジタルもアナログも、どちらも子どもたちの学びにとって大切なものです。
大事なのは「バランスよく使うこと」と「楽しんで学ぶこと」!
お子さんの「これやってみたい!」という気持ちを大切にしながら、
スマホやタブレットだけに頼りすぎず、手を使って遊ぶ時間もたっぷり取りましょう。
日常の中でできる工夫をしながら、子どもの好奇心・想像力・表現力をぐんぐん育てていきましょう!