3歳は、毎日が発見で、子どもがイキイキと育つ時期です。
言葉も、動きも、心も、あっという間に大きくなっていきます。
この頃の子どもは、1年間で平均3cm以上も背が伸びて、体重も1kgくらい増えると言われています。
でも、それだけじゃありません。
「言葉が増えた!」「想像の世界で遊んでる!」「ジャンプが上手になった!」など、毎日がびっくりの連続ですよね。
そんな子どもの成長をもっと楽しく、もっとのびのび育ててくれるのが 知育おもちゃ。
パズルやごっこ遊び、お絵かきやブロック遊び…
どれも、子どもにとっては遊びながら学べる“成長のサポーター”なんです。
3歳児の成長と知育おもちゃの魔法
3歳ごろの子どもは、毎日がワクワクの連続!
「こんなこともできるようになった!」がたくさん増える、ぐんぐん伸びる時期です。
3歳になると、言葉がどんどん出てきたり、お話を作って遊んだり、走ったりジャンプしたり…体も心も大きく育ちます。
見た目の成長だけじゃなく、頭の中もフル回転!
考える力や感じる力がグッと伸びていく時期です。
知育おもちゃは、遊びながらいろんな力を育ててくれる「学びのたね」
楽しく遊んでいるうちに、「どうやってやるのかな?」「こうしたらどうなる?」と考える力が自然と育ちます。
知育おもちゃは、数字や言葉だけじゃなく、「やってみよう!」「できた!」という気持ちや、くやしさ・工夫する力など、目に見えにくい大切な力も育ててくれます。
将来、子どもが自分らしく生きるための“心の土台”をつくるお手伝いをしてくれるんです。
3歳の子どもの「ぐんぐん育つ」チカラとは?
ことばがぐんぐん伸びる!
3歳になると、子どもたちはだんだんと言葉が豊かになっていきます。
「これなに?」「なんで?」と質問も増えて、話すのが楽しくなってくる時期です。
おうちの人やお友だちとの会話もどんどん広がっていきます。
想像の世界で遊ぶ力が育つ
この時期の子どもは、頭の中でいろんな世界を思い描いて遊べるようになります。
おままごとや動物になりきる遊びは、心と頭の柔軟体操みたいなもの。
「パン屋さんです!」「ここは動物園だよ!」と、いろんな役になりきって楽しめます。
動きもどんどん上手になる!
走ったり、ジャンプしたり、三輪車に乗ったり。
体のバランス感覚がぐんと育ち、手先も器用になってきます。
お絵かきやブロック遊びも、手先を使ういい練習になりますよ。
「じぶんで!」が増えてくる
自分の気持ちや意見を言いたがるようになるのもこの時期。
「いや!」と言ってみたり、友だちとケンカしたり。
でもそんな中で、「どうしたの?」「ごめんね」「いいよ」などのやりとりを学んでいきます。
社会性の芽がぐんぐん育っていくんですね。
知育おもちゃを選ぶときのポイント3つ
好きなキャラクターやテーマがあると、子どもは夢中になって遊びますよね。
「好き!」を入り口にして、楽しく学べるおもちゃを選びましょう。
たとえばパズルやブロックは、遊びながら考える力や手の動きを育てます。
音や光が出るもの、数字や文字にふれられるものもおすすめ!
「楽しい!」と感じる中で、自然に学びが深まります。
難しすぎるとイヤになってしまうし、簡単すぎるとすぐに飽きてしまいますよね。
「ちょっとむずかしいけど、できた!」と思えるくらいがちょうどいいんです。
もちろん、安全性も大事。
小さな部品がないか、素材が安心かどうかもチェックしましょう。
成長をグンと引き出すおすすめおもちゃ
パズルで「かんがえる力」が育つ!
ピースをはめることで形や色を見分けたり、完成のイメージを考えたり。
最初は3~5ピースくらいの簡単なものから始めましょう。
手先も器用になって一石二鳥!
ごっこ遊びで「想像力」と「社会性」を育てよう!
お医者さんごっこやレストランごっこなど、なりきって遊ぶのは子どもたちの大好きな時間。
お話しする力や、人とのやりとりを楽しむ力が育ちます。
お絵かきで「表現する力」をのびのびと!
太めのクレヨンや色鉛筆を使って自由に描くと、色の感覚や想像の世界が広がります。
「うまく描けない…」なんて気にしなくてOK。
のびのび描いていいんです!
ブロックで「空間感覚」と「集中力」を育てよう!
大きめのブロックは安心して使えますし、自由に組み立てることで考える力や手の動きがぐんと育ちます。
親子で一緒に「おうち作ってみようか!」と楽しむのもおすすめ。
3歳児にぴったりの知育おもちゃ
レゴ デュプロ デュプロのコンテナ スーパーデラックス
対象年齢:1.5歳〜(3歳にぴったり!)
大きめサイズのブロックだから、小さな手でも扱いやすい!
色と形が豊富で、遊びながら想像力がどんどんふくらみます。
【こんなところがおすすめ!】
・85ピース入りで、自由につくる楽しさがいっぱい!
・数字が書かれたブロックもあって、自然に数字にふれられます。
・カラフルな色づかいが、子どもの「やってみたい!」を引き出します。
【育つ力】
・手を動かすことで器用さが育ちます。
・「こんなの作りたい!」という気持ちが、想像力や表現力につながります。
おままごとキッチンセット
対象年齢:3歳ごろ〜
本物みたいなデザインのおままごとセット。
扉には磁石が使われていて、指を挟む心配もありません。
【こんなところがおすすめ!】
・コンロや食材もそろっていて、料理のまねっこが楽しい!
・お友だちやきょうだい、親子でもいっしょに楽しめます。
・ごっこ遊びを通して、ことばや気持ちのやりとりが自然と身につきます。
【育つ力】
・「いらっしゃいませ!」「どうぞ!」など、会話を楽しむ中で言葉が育ちます。
・役になりきる遊びで、社会性や思いやりの心も育っていきます。
くれぴつ(お絵かきセット)
対象年齢:3歳ごろ〜
水で洗えて、消毒もできる安心の日本製クレヨン。
六角形のかたちが手にフィットして、持ちやすいのもポイントです。
【こんなところがおすすめ!】
・自由にお絵かきすることで、子どもの表現力がどんどん広がります。
・カラフルな色を使ううちに、色のちがいにも気づけるように。
・親子でいっしょに描けば、楽しい時間がもっとふくらみます。
【育つ力】
・「こんな色にしようかな?」と考えながら描くことで、感性が豊かになります。
・手先を動かすことで、細かい動きも自然と身につきます。
あいうえお つみき
対象年齢:3歳ごろ〜
ひらがなが書かれた積み木で、遊びながら文字にふれることができます。
見た目もカラフルで、手にとりたくなるかわいさです。
【こんなところがおすすめ!】
・「これ、あ!」「こっちは、け!」と楽しく文字あそび。
・積み上げたり並べたり、いろんな遊び方ができます。
・くずれたって大丈夫!何度でも挑戦できます。
【育つ力】
・ことばへの興味が自然とわいて、語彙力もアップ。
・積んだり並べたりする中で、手先の使い方もどんどん上手に!
絵本『はらぺこあおむし』
作:エリック・カール / 訳:もりひさし
色とりどりの絵と、リズミカルな言葉が楽しい人気の絵本。
あおむしがいろんな食べ物を食べながら成長していくお話です。
【こんなところがおすすめ!】
・読んでいるだけで、色や形、数の世界に親しめます。
・「月曜日にりんごをひとつ」など、曜日の感覚にもつながります。
・親子での読み聞かせタイムにぴったり!
【育つ力】
・聞く力やことばのリズム感が育ちます。
・お話の世界にふれることで、想像力や感情もゆたかに育ちます。
親子で楽しく遊ぶコツと気をつけたいこと
遊びは「一緒に楽しむ」がカギ!
子どもが興味を持っていることに、大人も一緒になってワクワクしてみましょう。
「すごいね!」「どうやって作ったの?」と声をかけるだけで、子どものやる気はぐっと高まります。
無理にやらせないことも大切
興味がないときに無理に遊ばせると、逆にイヤになってしまうことも。
その子のペースを大事にしながら、安全に楽しく遊べるように見守ってあげてくださいね。
毎日の生活でもできる成長サポート
朝は同じ時間に起きる習慣を
毎日同じ時間に起きると、体のリズムが整って、頭もすっきり。
「今日は何しようかな?」と考える力も育っていきます。
夜は21時までに眠ることで、脳もしっかりおやすみできて、学びの土台が整いますよ。
気持ちに寄り添うことも、立派な知育
「うれしかったんだね」「くやしかったね」など、気持ちに共感して声をかけることで、子どもは自分の感情に気づき、それを言葉にできるようになっていきます。
これは、“心の知育”とも言える大切な力。
気持ちを言葉で伝える力は、友だちとのやりとりや学びにもつながっていきます。
小さな「できた!」が、知育の第一歩
服を着る、おもちゃを片づける、お手伝いをする——そんな日常の行動も立派な知育です。
「できたね!」「自分でやれたね!」と声をかけることで、自信が育ち、「次はどうするのかな?」と考える力が芽生えます。
手を動かしながら工夫する力、順番を考える力も、こうした毎日の中でどんどん育っていきますよ。

知育は、特別なことをしなくても、毎日の暮らしの中にたっぷり詰まっています。
まずは「気づいて、ほめて、一緒に楽しむ」ことから始めてみましょう。