図書館って、子どもにとってぴったりの場所なんです。
絵本や科学の本などいろんなジャンルがそろっていて、しかも無料で借りられるのがうれしいところ。
本を通じて、子どもたちの「知りたい!」という気持ちがぐんぐん育ちます。
さらに、図書館では読み聞かせ会や工作のイベントも開かれていて、親子で楽しめる時間がたくさん。
一緒に出かけて本を読んだり遊んだりする中で、自然と読書が好きになっていきますよ。
ここからは、図書館を使って楽しく知育するアイデアをご紹介します!
ことばの世界を広げよう
絵本の読み聞かせは、ことばを覚えるのにとってもおすすめ。
物語を楽しみながら、自然と新しい言葉にふれることができます。
ママやパパが読んであげることで、「こんな言い方があるんだね」「どう思った?」なんて会話も生まれて、親子の心の距離もグッと近くなります。
好奇心がぐんぐん育つ!
図書館には、絵本だけでなく、動物や宇宙の本、昔の話、いろんなジャンルの本がそろっています。
「こんなことにも興味があるんだ!」という発見があるかもしれません。
テーマや視点のちがう本にふれることで、子どもたちの世界がどんどん広がります。
楽しみながら学べる場所
図書館では、読み聞かせ会やDVD鑑賞、工作イベントなど、子ども向けの楽しい催しもいっぱい。
プロの読み手さんが物語を読んでくれる読み聞かせは、まるでお話の世界に入りこんだみたい!
作ったり、見たり、聞いたりといろんな体験を通して、自然と知識や力が身につきます。
お友だちとの交流もできて、図書館がもっと好きになりますね♪
本を選ぶ時間も大事な知育タイム
図書館でどの本にしようか、親子で一緒に考える時間もとっても貴重です。
子どもは「これが好き!」「あれも気になる!」と自分の興味に気づいていきます。
選ぶ過程で「どれにしようか?」「どっちが面白そうかな?」と話し合うことで、考える力や決める力も育っていきますよ。
年齢別!幼児にぴったりの絵本の選び方
【0〜1歳】「はっきり!カラフル!見て楽しい絵本」
→ 視力がまだ発達途中なので、シンプルでカラフルな絵本がおすすめ!
ことばのリズムが楽しいと、もっと夢中になります。
【しましまぐるぐる】
あらすじ
・この絵本は、シンプルな形と鮮やかな色で構成されていて、赤ちゃんの目にしっかり届きます。
・リズム感のある言葉の繰り返しが心地よくて、何度でも読みたくなる一冊です。
おすすめポイント
・まだ視力がはっきりしていない0歳〜1歳の赤ちゃんにぴったり!はっきりとしたコントラストが見やすく、初めての絵本におすすめです。
・「見る」「聞く」「まねる」などの感覚を優しく育んでくれるので、自然と形や色に興味が持てるようになります。
・持ち運びもしやすいサイズ感で、お出かけ先でも大活躍◎
【2歳】「“じぶんでやりたい”気持ちに寄りそう絵本」
→ 「自分でやってみたい!」という気持ちが強くなる時期。
着替えやごはんなど、日常のことがテーマの本がぴったりです。
【ぴよちゃんのおたんじょうび】
【3歳(年少)】「くり返しが楽しい!わかりやすいおはなし」
→ 身近なできごとに共感しやすくなる時期。
シンプルなお話や、くり返しのある内容がおすすめです。
だるまさんシリーズ
シリーズ紹介
『だるまさんが』『だるまさんの』『だるまさんと』の3冊で構成された人気のシリーズです。
「だ・る・ま・さ・ん・が…どてっ!」と、繰り返しのリズムとユーモラスな展開が特徴。ページをめくるたびに、思わず笑ってしまうような動きが飛び出します。
おすすめポイント
・くり返しの言葉やテンポが楽しく、言葉のリズムに親しめます。
・登場する動きが子どもたちのまねっこ欲をくすぐり、全身で楽しめます。
・絵と文字が大きくシンプルなので、「じぶんで読めた!」という達成感も味わえます。
・1冊ずつでも楽しめますが、3冊そろえると違いも楽しめて楽しいですよ。

年少さんだけでなく、2歳頃から読み聞かせにもおすすめのロングセラーです。
【4歳(年中)】「気持ちを考える力が育つ!少し深い絵本」
→ 好き嫌いがはっきりしてくる頃。
昔話や友だちとのお話など、興味をひくテーマで選んでみてください。
ともだちや
あらすじ
「1時間100円でともだちになります!」と、きつねがはじめた『ともだちや』のおしごと。ところが、出会った動物たちは本当のともだちとは何かを教えてくれます。ちょっと切なくて、あたたかい気持ちになるお話です。
おすすめ理由
・「友だちってなに?」という問いに、子ども自身が考えはじめるきっかけになります。
・やさしさや本音、気持ちのやりとりが描かれていて、感情理解にもぴったり。
・読んだあとに「どう思った?」と親子でお話しするのにも向いています。
【5歳(年長)】「ドキドキわくわく!冒険と感情のものがたり」
→ 長めのストーリーも楽しめるようになる時期。
感情が動くようなお話や、冒険ものがぴったりです。
エルマーのぼうけん
あらすじ
少年エルマーが、どうぶつ島にとらわれたりゅうの子どもを助けにいく冒険物語。持っている道具を工夫してピンチを切り抜けながら、勇気と知恵で少しずつ前に進んでいくストーリーです。
おすすめ理由
・自分で考えて行動するエルマーの姿に、子どもたちもワクワク!
・少し長めのストーリーですが、次が気になる展開で夢中になれます。
・想像力と感情の成長が進むこの時期に、ピッタリの一冊です。
絵本を選ぶときのポイント
子どもの「好き!」を大事に
好きなキャラクターやテーマを選ぶと、ぐっと集中してくれます。
ことばのリズムを楽しめる本
語彙も増えて、耳からの学びもぐんとアップ!
親子で楽しめる内容かどうか
大人も「面白いな」と思えると、読み聞かせの時間がもっと楽しくなります。
図書館で一緒に探してみよう
親子で本を探すのは、思いがけない発見があってワクワクしますよ。
季節を感じる本で自然に学ぼう
図書館では、季節に合わせた本を選ぶことで、子どもたちが春・夏・秋・冬を感じながら楽しく学ぶことができます。
たとえば、春のお花、夏の虫、秋のくだものや野菜、冬の雪などが出てくる本を読むことで、それぞれの季節ならではのことを知ることができます。
また、図書館では季節ごとのイベントも行われています。
春にはお花見にちなんだ工作、夏には夏休みのおはなし会など、楽しい催しがたくさんあります。

イベントに参加することで、子どもたちは季節のうつり変わりを感じながら、いろいろなことを学んでいけますね。
図書館での体験をもっと楽しくするアイテム
図書館は、子どもたちが楽しく学んで成長できる、とてもすてきな場所です。
でも、図書館での体験をもっと深めるためには、おうちでも使える知育グッズがあると便利です。
ここでは、図書館での学びをサポートしてくれる、おすすめの知育グッズをご紹介します。
絵本
図書館で借りた絵本は、子どもたちのことばや想像する力を育てるのにとっても大切です。
なかでも、絵がきれいだったり、リズムのいい言葉が使われている絵本は、小さな子にぴったり。

おうちでも同じテーマの絵本を用意すると、自然と本を読む習慣がついてきますよ!
読書きろくノート
読んだ本の名前や感想を書いておけるノートがあると、「こんな本を読んだよ」とふりかえることができます。
図書館で借りた本を記録することで、本にもっと興味がわいたり、親子でのおしゃべりも増えます。
【 すみっコぐらしの読書ノート ぱーと2】
特徴
・すみっコぐらしの可愛いキャラクターたちがいっぱい!開くだけで気分が上がるノートです。
・読んだ本のタイトル、感想、絵などを自由に書き込めるので、記録が楽しく続けられます。
おすすめポイント
・「今日はこんな本を読んだよ」と思い出を形に残せる読書ノート。
・子ども自身が「もっと読んでみたい!」という気持ちを持ちやすくなり、読書習慣の第一歩に◎
・好きなキャラクターと一緒なら、書くことがぐっと楽しくなりますよ♪
【おすすめ:あるかしら読書ノート】
あらすじ
・ヨシタケシンスケさんのユニークなイラストや仕掛けがたくさんつまった読書ノート。
・書くことが苦手でも、ついつい手を動かしたくなるような工夫がいっぱいです。
おすすめポイント
・本を読んで感じたことを自由に書いたり、描いたり。親子で一緒にページをめくるのも楽しい時間に♪
・「どんな本を読んだかな?」と振り返ることで、読書の思い出が深まります。
・書く力や表現する力も自然と身につくので、長く使える一冊です。
工作キット
図書館では、ときどき工作イベントが開かれることもありますが、おうちでも楽しめる工作キットがあるといいですね。
手を使って作ることで、ひらめきや手先の力が育ちます。
図書館で見たことを思い出しながら、作品づくりを楽しめますよ。
【やってみよう!はじめてのはさみ】
特徴
・子どもに大人気のアンパンマンデザイン!練習ガイドつきで、はじめてのはさみにぴったり。
・刃先が丸く、安全性に配慮された作りです。
おすすめポイント
・「じぶんでやってみたい!」を応援する安心・安全なハサミ。
・切る感覚を楽しみながら、手先の器用さや集中力が育ちます。
・作った作品を飾ったり、プレゼントしたりすれば、自信にもつながりますよ
ボードゲーム

知育ボードゲームは、遊びながら考える力や、人とやりとりする力が身につくすぐれものです。
家族みんなで楽しみながら学べるので、おうち時間にもぴったりです!
【KUMON TOY ひらがなつみき】
特徴
・ひらがなが描かれたカラフルな積み木で、遊びながら自然に文字を覚えられます。
・並べたり、積んだり、組み合わせたりして楽しめる多機能知育おもちゃ。
おすすめポイント
・「あ、知ってる!」という発見がたくさん♪ 遊びの中で文字が身につくのが嬉しいポイント。
・手でつかんで動かすことで、指先の力や空間認識力も育ちます。
・親子で「この文字なにかな?」と会話しながら楽しめるので、コミュニケーションのきっかけにも◎
特徴
・磁石でペタッと貼れる数字や図形を使って、遊びながら学べるおもちゃです。
・数字の並べ方、簡単な計算、図形あそびなど、成長に合わせて長く使えます。
おすすめポイント
・「数字って楽しい!」という気持ちが自然と育つ仕掛けがいっぱい。
・くり返し遊べるので、数字の感覚がしっかり身につきます。
・親子で一緒に遊べば、勉強感ゼロで学べる♪おうち時間をもっと楽しくしてくれる知育アイテムです。

家族みんなで一緒に楽しむと、親子のきずながもっと深まります。
図書館で学んだことを、おうちでやってみることで、子どもたちの学びがグッと広がります。
図書館は、知識と人とのつながりが育つ場所
図書館では、司書さんとお話しすることも、とても大切な学びになります。
司書さんは本のプロ!子どもたちの「こんな本が読みたい」にぴったりの本を教えてくれます。
それだけじゃなく、「こんなことも調べてみたら?」とアドバイスしてくれることも。
また、司書さんと話すことで、人とやりとりする力や、自分の気持ちを伝える力も育ちます。
「この本どうだった?」「これが気になった!」と、自分の言葉で話す経験は、とてもいい練習になります。

図書館での交流は、本の知識だけじゃなく、人と関わる力もぐんぐん育ててくれます!
図書館で知育を楽しもう!
図書館は、子どもたちの「知りたい!」「やってみたい!」を応援してくれる場所です。
絵本の読み聞かせや、いろんなジャンルの本との出会い、季節にちなんだイベント、司書さんとの会話など、たくさんの体験ができます。
こうした体験は、子どもたちの好奇心を育てたり、本が好きになるきっかけになったりします。
ぜひ、家族で図書館に出かけて、楽しく学ぶ時間を過ごしてみてくださいね。
図書館は、学びの宝箱!
おうちといっしょに活用すれば、知育のチャンスがどんどん広がりますよ!