我が家で大活躍!子どもの成長を加速させる絵カード活用法

保育室 発達支援
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今回は、我が家で大活躍した「絵カード」についてご紹介します。

「絵カードって何?」という方も大丈夫!

絵カードは、イラストや写真を使って、お子さんの「伝えたい」や「知りたい」気持ちをサポートする、とっても便利なアイテムなんです。

言葉で伝えるのが難しい年齢のお子さんでも、絵カードがあればスムーズなコミュニケーションが可能に。

朝の準備が楽になったり、お出かけの約束を理解しやすくなったり、感情表現の練習にも役立ちます。

この記事では、我が家で実際に使っている絵カードの種類から、簡単な作り方、年齢に合わせた活用方法まで、わかりやすく解説します。

ぜひ、絵カードを使って、お子さんの成長を楽しくサポートしてみてくださいね!

絵カードって何?見て分かるコミュニケーションツール

絵カードを持つ子ども

絵カードは、言葉の代わりに絵や写真を使って気持ちや欲しいものを伝える魔法のカードです。

日常生活の物や出来事を簡単な絵で表しているので、言葉の理解や表現が苦手な子どもでも、目で見てすぐに分かります。

例えば、「お茶が飲みたい」という気持ちを、水筒の絵カードを見せることで伝えられるんです。

これなら、言葉をうまく使えない子どもでも、自分の思いを相手に伝えられるので、コミュニケーションがぐっと楽になります。

絵カードでできること

日常生活のサポート

 

朝の準備や外出の手順を絵で示すことができます。
→ これにより、子どもの自立心が育ちます。「自分でできた!」という達成感が自信につながります。

感情表現の手助け

 

「うれしい」「悲しい」などの気持ちを絵で表現できます。
→ 感情を理解し表現する力は、友達づくりや社会性の発達に大切です。絵カードを使うことで、子どもの心の成長を助けられます。

学習のお手伝い

 

数字や文字、色の勉強に使えます。
→ 視覚的に学ぶことで記憶に残りやすくなります。楽しみながら学べるので、子どもの「もっと知りたい!」という気持ちを引き出せます。

絵カードの魅力

療育ペクス用の絵カード自宅にあるおもちゃの絵カードの一部です。これを見せると遊びたいと伝えられますね。

絵カードは、子どもの理解力と表現力を高める効果があります。

言葉だけでは伝わりにくいことも、絵を見せることで子どもが直感的に理解しやすくなります。

絵カードを使うことで、子どもとのコミュニケーションがスムーズになり、お互いの理解が深まります。

子どもの成長を支える、とても役立つツールなのです。

我が家の必需品!魔法の絵カードのご紹介

絵カードが子育てに役立つと聞くけれど、実際どんな種類があるのか気になりますよね。

そこで今回は、我が家で愛用した3種類の絵カードを、母親目線で紹介します。

毎日をスムーズに!生活習慣カード

ルーチン絵カード説明終わると裏返しに出来るので、全部を達成したい子どもは進んでするように

「ご飯の時間だよ」「お着替えしようね」と何度も声をかけているのに、なかなか動いてくれない…

そんなお悩みを解決してくれるのが、生活習慣カード。

このカードは、食事や着替え、歯磨き、手洗いなど、日常生活に欠かせない行動をイラストで表現したものです。

子どもに「次はこれだよ」と視覚的に伝えることができるので、言葉で説明するよりもずっと理解しやすくなります。

私が使ったのはマグネットタイプ。

お支度マグネット商品これも気軽に店頭で購入できます。今は色んな種類の商品がありますよ。

子ども自身が進んで出来るように、いつもホワイトボードに貼っていました。

生活習慣カードを使うことで、子どもは自分が何をするのか見通しを持って行動できるようになり、朝の準備や寝る前の支度が驚くほどスムーズになりました。

子どもが進んで動いてくれるようになり、親としてもとても助かりました。

気持ちを言葉に!感情表現カード

気持ちカード気持ちを表現した絵カード、どんな気持ちなのか一目で分かりますね

「嬉しい」「悲しい」「怒ってる」など、色々な気持ちを表現したカードです。

発達障害を持つ息子は、自分の気持ちを言葉で伝えるのが苦手でした。

でも、このカードを使うことで、自分の気持ちを指さしたり、カードを見せたりして、伝えられるようになりました。

気持ちを共有することで、親子のコミュニケーションが深まり、子どもの心のケアにも繋がりますね。

遊びながら学べる!知育学習カード

数字、文字、色、形など、学習要素を盛り込んだカードです。

遊びながら学習できるので、子どもも飽きずに楽しんでくれます。

カードを使って、簡単な計算をしたり、ひらがなを覚えたり、色や形を認識したり。

遊びを通して、自然と知識が身についていきます。

これらの絵カードは、全て手作りすることも可能です。

まろん

子どもの好きなキャラクターや、興味のあるものをイラストにしたり、写真を使ったりして、オリジナルの絵カードを作ってみるのも楽しいですよ!

市販と手作りのどっちがいいの?

 お店で買えるカード

市販の絵カードは、きれいで丈夫なものが多いです。

いろんな種類がセットになっていて、すぐに使えるのが便利です。

絵カード合わせの市販品ダイソーで見つけた絵カード、たくさんの種類があります

でも、欲しい絵柄が入っていなかったり、子どもに合わないデザインだったりすることもあります。

自分で作るカード

鉛筆の持ち方を伝える絵カード子ども本人に合わせたものが作れるのでより効果が出やすいです。

手作りの絵カードは、子どもの好きなものや日常生活で必要なものを自由に作れます。

写真を使えば、より身近な絵カードになります。

ただし、作るのに時間がかかるのがデメリットです。

年齢や発達に合わせた絵カードの選び方

小さな子ども (1~3歳) 向け

この年齢の子どもには、動物や色、果物など、簡単で身近なものの絵カードがおすすめです。

複雑な絵は避けて、シンプルなデザインを選びましょう

大きくて厚みのあるカードを選ぶと、小さな手でも扱いやすいです。

リングは、子どもの口にしても安心の素材で作られ、差し込み部分を左右に引っ張ると開けることができます。

カードをリングから外して並べたり、カルタのようにして楽しんだり、遊び方は限りなく広がります。

また、子どもの好きなものや興味がありそうなものを選ぶと、自主的に楽しく学べます。

幼児 (4~6歳) 向け

4~6歳の子どもには、少し複雑なテーマの絵カードも使えます。

自然、乗り物、職業など、幅広い内容のカードを選ぶといいでしょう。

この年齢では、お話づくり絵カードを使って、想像力や表現力を育てるのも効果的です。

表情カードを使って感情表現を学ぶこともできます。

発達障害のある子ども向け

発達障害のある子どもには、特に装飾が少なくシンプルな絵カードが効果的です。

子どもの興味や理解力に合わせて、適切なテーマのカードを選びましょう。

日常生活の行動を表した絵カードを使うと、生活リズムの理解や自立を促すのに役立ちます。

PECS用テキスト実際に参考にしたもので、冊子を子どもが絵本を見るように楽しんでいました。

市販と手作りのメリットを考えながら、お子さんの年齢や発達に合わせて選んでみてください。
手作りの場合、子どもと一緒に作ることで創造力を育てることもできます。

世界で一つ!手作り絵カードのススメ

絵カードといえば、「お店で購入するもの」と思われる方も多いかもしれません。

ですが、実はご家庭にある身近なものや、100円ショップで手に入る材料を使って、簡単に手作りすることができます。

さらに、手作りの絵カードには、市販品にはないたくさんの魅力が詰まっていますよ。

絵カード作りの手順と準備するもの

ステップ やること 準備するもの
1. 素材を集める お子さんが好きなキャラクターや日常生活の写真・イラストを用意します。雑誌の切り抜き、インターネットで印刷、自分で描いてもOK! ・イラストや写真
・雑誌やプリントアウト素材
2. カードを切る 用紙をハサミでお子さんが持ちやすいサイズ(名刺サイズなど)にカットします。丁寧に切ると仕上がりがきれいです。 ・コピー用紙や画用紙
・ハサミ
3. 貼り付ける 切った用紙にイラストや写真をのりで貼ります。浮きがないようにしっかり貼り付けましょう。 ・のり
4. 丈夫にする(ラミネート) ラミネートフィルムでカードを挟み、空気が入らないように押さえます。これで破れたり汚れたりしにくくなります! ・ラミネートフィルム(手貼りタイプ)
※ラミネーターがあればさらに丈夫に仕上げられます
5. 穴を開けてまとめる 必要ならパンチで穴を開けてリングに通します。これで持ち運びも便利になり、お出かけにも使いやすくなります! ・パンチ
・リング

【ポイント】

✔️ 親子で楽しむ時間に:お子さんと一緒に作れば、楽しい思い出にもなります。
✔️ 身近な材料で簡単:100円ショップで揃う材料だけでも十分作れます。
✔️ 成長に合わせて更新可能:お子さんの興味や学びに合わせて、いつでも新しいカードを追加できます!

まろん

このようにして、自分だけのオリジナル絵カードが作れます。ぜひ、お子様と一緒に楽しみながら制作してみてください!

おすすめアプリ

絵カードを作成するために自宅で使えるおすすめのアプリを紹介します。

Canva

Canva ロゴ(出典:Canva公式HP)

【特徴】
✔️ スマホやパソコンで使えるデザインアプリです。
✔️ たくさんのテンプレートがあるので、誰でも簡単におしゃれなデザインが作れます。
✔️ 視覚支援カード(絵カード)を作るのにも便利です。

【使い方】
✔️ 好きなテンプレートを選んで、画像や文字を入れるだけ!
✔️ 直感的に操作できるので、初めてでも簡単に絵カードを作れます。

絵カードメーカー

絵カードアプリ ロゴ(出典:絵カードメーカー公式HP)

【特徴】
✔️ スマホだけで簡単に絵カードを作れるアプリです。
✔️ 画像を選び、タイトルを入れるだけで、すぐに作成・印刷できます。

【使い方】
✔️ 好きな画像とタイトルを設定し、そのままプリンターで印刷できます。
✔️ シンプルな操作で、誰でも手軽に絵カードを作成できます。

このアプリはスマホだけで絵カードを作成でき、さらには家庭用プリンターと連動して印刷することができます。

絵カードアプリ画面

実際のアプリの画面です。操作は簡単で、カテゴリー別に分けられ使いやすいです。

✔️ 画像を選んでタイトルを入れ、サイズを設定するだけで、簡単に絵カードが完成します。

連動手順

1.アプリのダウンロード
スマホのアプリストアから「絵カードメーカー」をダウンロードします。

2.プリンターの準備
家庭用プリンターの電源を入れ、Wi-Fiに接続します。スマホも同じWi-Fiネットワークに接続してください。

3.アプリの設定
アプリを開き、プリンターとの接続設定を行います。これで準備完了です。

操作方法

1.絵カードを作成
アプリ内で好きな画像を選び、タイトルを入力します。日常生活やお子さんの好きなキャラクターなど、テーマを決めると良いでしょう。

2.サイズ設定
カードのサイズや用紙の設定を行います。お好みのサイズに合わせて調整してください。

3.印刷
アプリ内の印刷ボタンを押し、接続した家庭用プリンターを選択します。印刷が開始されるので、できあがるまで待ちます。

まろん

このように、スマホアプリと家庭用プリンターを連動させることで、簡単に絵カードを作成し印刷することができます。
手軽に始められるので、ぜひ試してみてください!

ラミネートすると、濡れ汚れの防止に!

ラミネートの機械

手作りの絵カードは、ラミネートすることで丈夫になり、長く使えるようになります。

汚れや水にも強くなるので、小さな子どもが触っても安心です。

また、持ち運びしやすくなるので、外出先でも便利に使えますよ。

手作り絵カードのココが良い!

✔️ 思い出に残る親子時間

作る過程も楽しく、親子の会話が自然と増えます。子どもと一緒に作ることで、特別な思い出ができますね。

✔️ 子どもの個性に合わせられる

手作りならではの利点として、好きなキャラクターや言葉を自由に選べるので、子どもが興味を持ちやすく、使いやすいカードが作れます。

✔️ 経済的

100円ショップの材料で手軽に作れるので、コスパが良く、たくさん用意できます。経済的負担が少ないため、気軽に試すことができます。

✔️ 修正が簡単

子どもの興味や学びに合わせて内容を入れ替えられるので、ずっと新鮮な教材として活用できます。

まろん

手作りの絵カードは、子どもの成長に合わせてどんどん進化させることができます。
「こんなカードがあったらいいな」と思ったら、ぜひ作ってみてくださいね!

子どもの成長に合わせた絵カード活用法

小さな子どもの生活をサポート(2〜3歳)

この時期の子どもは、毎日の生活リズムを覚えていく大切な時期です。

絵カードを使って、朝起きてから夜寝るまでの流れを示すと、子どもも安心して行動できます。

例えば、「スプーン」「コップ」「ハブラシ」などのカードを使い、「次は何をするのかな?」と問いかけながら日常の流れを確認することで、楽しく生活習慣を学べます。

また、カードを並べて一日のスケジュールを作ると、順序や時間の感覚も自然に身につきます。

このカードは、語彙力や記憶力の向上にも役立ち、親子で楽しみながら学べる便利なツールです。

気持ちを理解し表現する力を育む(4〜5歳)

この年齢になると、自分や周りの人の気持ちに興味を持ち始めます。

「うれしい」「悲しい」「怒っている」などの感情を表す絵カードを使って、「今どんな気持ち?」と聞いてみましょう。

絵カードを指さすことで、言葉にできない気持ちも表現できるようになります。

絵本を読むときも、登場人物の気持ちを絵カードで表現してみると、感情理解が深まります。

学びと自立をサポート(6歳〜)

絵カードを使って計算の勉強をする子ども実際に子どもが遊んでいるところ。この絵カードはダイソー商品です。

小学校が始まると、新しい勉強やお手伝いが増えてきます。

時間割や持ち物リストを絵カードにすると、自分で準備しやすくなります。

また、算数や国語も絵カードを使うと楽しく学べます!

例えば、足し算や引き算をゲームにしたり、漢字の意味をイラストで表すと、覚えやすくなります。

学習絵カードにも色んな種類があります。

必要になってから準備しても遅くはありません。

まろん

この年齢別の活用法を参考に、お子さんの成長に合わせて絵カードを使ってみてください。
子どもの「できた!」という喜びが、さらなる成長につながります。

絵カードで広がる!おうち遊びのアイデア

絵カードって、ただ単に言葉を覚えるだけのものではありません。

工夫次第で、子どもが夢中になる楽しい遊び道具に大変身!

ここでは、絵カードを使ったおすすめの遊び方をご紹介します。

観察力UP!絵あわせゲーム

マッチング絵カード見本一番最初に試しに購入したダイソーのもの。色んな種類があります。

左右に分かれた絵を組み合わせて、1つの絵を完成させるゲームです。

【遊び方】
バラバラに置かれた絵カードの左右をうまく合わせて、1つの絵に仕上げます。

【ポイント】
最初は簡単な絵から始め、慣れてきたら複雑な絵に挑戦してみましょう。

【効果】
観察力や空間認識力が養われます。

共感力UP!気持ちのカードゲーム

気持ちの絵カード裏表見本子どもが体験しそうな気持ちをわかりやすく表現してあり分かりやすいですね

左右のカードをマッチングさせて、感情や気持ちを学びながらストーリーを作るゲームです。

【遊び方】
カードに描かれた感情やシーンを見ながら、ストーリーを作り出します。

【ポイント】
カードを使って「この時、どんな気持ちだと思う?」と問いかけ、子どもが自分の感情を表現できるように促します。

【効果】
感情認識力や表現力が向上し、共感力が育まれます。

色彩感覚UP!色カードでマッチング遊び

あいうえおのカード見本自作の絵カードと合わせて使うこともできますね

色の組み合わせを楽しみながら、ぴったり合うカードを探すゲームです。

【遊び方】
バラバラに置かれた色カードの中から、同じ色や似た色のペアを見つけて組み合わせます。 すべてのカードが正しくそろうと完成です!

【ポイント】
最初は基本的な色(赤・青・黄など)から始め、慣れてきたら微妙な色の違い(ピンクと薄ピンク、青と水色など)を見分けるレベルに挑戦してみましょう。

【効果】
色彩感覚を育てながら、注意力や集中力、視覚的な認識力を養うことができます。

まろん

これらの遊びを通して、絵カードは子どもの成長をサポートする万能アイテムになります。
ぜひ、色々な遊び方で絵カードを活用してみてください。

絵カードを上手に使おう!コツとNG例

効果的な提示方法

伝えるコツ

✔️ シンプルイズベスト
絵カードは、一目で分かるシンプルなものが効果的です。余計な背景や情報は避けましょう。

✔️ 実物に近づける
お子さんが実際に使うものや、普段見ている姿に近い絵カードを選びましょう。

✔️ 声かけも忘れずに
絵カードを見せるだけでなく、同時に言葉で説明することも大切です。

過度の依存を避けるポイント

ポイント!

✔️ 段階的に減らす
お子さんの成長に合わせて、少しずつ絵カードの使用を減らしていきましょう。

✔️ 場面を限定する
慣れない場所や予定変更時など、特定の場面でのみ使用するのも良い方法です。

✔️ 個性に合わせる
絵カードが苦手なお子さんもいます。口頭での指示が得意な場合は、それに合わせて対応しましょう。

絵カードは便利なツールですが、最終的には絵カードなしでもコミュニケーションが取れるようになることが目標です。

お子さんの様子を見ながら、適切なサポート方法を見つけていくことが大切です。

絵カードってすごい!

絵カードを使うと、子どもの想像力が豊かになり、自分の気持ちを表現しやすくなります。

また、友達と協力したり、ルールを守ったりする力も育ちます。

言葉・集中力・記憶力・社会性など、さまざまな成長をサポートしてくれる魔法のツールです!

楽しく使いながら、子どもの未来をもっと明るく育てましょう。

 

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