好奇心いっぱいの1歳の子どもたちにとって、見たり触れたりするすべてが新しい世界。
「これは何?」「もっとやってみたい!」と、くり返しながら夢中で学んでいきます。
そんな探究心を育ててくれるのが、知育おもちゃ。
積み木は指先を、音の出るおもちゃは“聴く力”を育ててくれます。
さらに親子で遊ぶ時間は、ことばや気持ちのやり取りにもつながります。
今回は、1歳のお子さんにぴったりの知育おもちゃと、楽しい遊び方のヒントをご紹介します。
どうして知育おもちゃが大切なの?
1歳って、どんな時期?
1歳は、心も体もぐんぐん育つ時期。こんな成長が見られます。
発達の分野 | どんな様子? |
---|---|
運動面 | つかまり立ちや歩き始め、手先の動きもどんどん上達! |
認知面 | 名前を覚えたり、簡単な声かけに反応したりします。 |
社会性 | 周りの人に興味が出てきて、お友だちにも関心が出てくることも。 |
知育おもちゃが育ててくれること
育つ力 | どんな効果? | おすすめのおもちゃ |
---|---|---|
考える力(非認知能力) | 考えたり、工夫したりする力が育つ | パズル・ブロック |
五感の発達 | 見る・聞く・触る感覚を刺激 | 音が出るおもちゃ・カラフルな積み木 |
手や体の動き | 指先の動きが上達し、体のバランスもよくなる | ハメパズル・紐通しおもちゃ |
ことばの力 | 語彙が増え、やりとりが楽しくなる | 絵本・音の出る学習おもちゃ |
想像する力 | 自由な発想やひらめきを育てる | お絵かきセット・自由に遊べるブロック |

子どもの「やってみたい!」という気持ちに寄り添いながら、成長に合わせておもちゃを選ぶことが大切です。
おすすめの知育おもちゃと遊び方アイデア
1歳のお子さんにぴったりの知育おもちゃをご紹介します。
楽しみながら自然に成長をサポートしてくれるアイテムばかりですよ!
バイリンガルラーニングボックス
対象年齢:6ヶ月〜3歳ごろ
英語と日本語でおしゃべりしてくれる知育おもちゃ。
ボタンやパネルを押すと、音楽や形あわせなどいろんな遊びが楽しめます。
こんなところがおすすめ!
・英語と日本語の言葉が流れるから、ことばへの興味が自然に広がります。
・押す・光る・鳴るがぎゅっと詰まっていて、赤ちゃんが夢中になる仕掛けがいっぱい!
育つ力
・ことばのシャワーを浴びるように、語彙がどんどん増えていきます。
・指先をたくさん使うので、手の発達もばっちりサポート!
いたずら1歳やりたい放題
対象年齢:1歳ごろ〜
赤ちゃんが「さわりたい!」と思う身近なものをぎゅっと詰め込んだ人気おもちゃ。
スイッチ、リモコン、ティッシュ…まるで本物みたいなしかけがいっぱいです。
こんなところがおすすめ!
・ママやパパが使っている物にそっくりだから、赤ちゃんの好奇心を大満足させてくれます。
・たくさんの音や光が出るので、遊びのバリエーションも豊富です。
育つ力
・つまむ・押す・引っ張るなど、指先を使う動きが自然と身につきます。
・日常にある言葉にふれるチャンスがたくさん!言葉の理解も深まります。
アンパンマン にぎって!おとして!光るくるコロタワー
対象年齢:1歳半ごろ〜
アンパンマンの頭にボールを入れると、光って音が鳴りながらボールがくるくる落ちていきます。
何度も繰り返し遊びたくなる、夢中になれるおもちゃです。
こんなところがおすすめ!
・アンパンマンが好きなお子さんにぴったり!
・数や色に自然とふれることができるので、遊びながら学べます。
育つ力
・ボールをつかんで落とす動きで、手の器用さや目と手の連動が育ちます。
・音や光への反応を楽しむ中で、「自分でやってみたい!」という気持ちが育っていきます。
ハンマートイ
カラフルなボールやピンをハンマーでトントン叩く、シンプルだけど大人気のおもちゃ。
ボールが落ちる音や動きが楽しくて、何度でも遊びたくなります。
小さな手でも持ちやすいハンマーと、安心して遊べる丈夫な素材もポイントです。
こんなところがおすすめ!
・シンプルな仕組みだけど、何度も叩きたくなる楽しさがあります。
・カラフルな色づかいで、見ているだけでもワクワクします。
育つ力
・叩く動きで、手や腕の力がしっかり育ちます。
・繰り返し遊ぶことで、集中力やあきらめずに挑戦する力も伸ばせます。
いろんなおもちゃを試してみたい!そんなときは…
おもちゃ売り場に行くと、「どれがうちの子に合うんだろう?」と迷ってしまうこと、ありますよね。
「色々試してみたいけど、全部買うのはちょっと…」というママやパパの声にぴったりのサービスがあります!
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「子どもに合うか見てから使いたい」
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おすすめの知育おもちゃと遊び方アイデア
積み木であそぼう!
【高い塔を作ってみよう】
子どもと一緒に積み木をどんどん積んで、高い塔を作ってみましょう。
最初はおうちの人が積んで、「次は〇〇ちゃんの番だよ〜」と声をかけてあげるとスムーズです。
「どこまで高くできるかな?」と楽しみながら、チャレンジしてみてくださいね。
【動物や車の形を作ってみよう】
積み木を使って、動物や車の形を作ってみましょう。
四角い積み木で車を作ったり、丸い積み木で動物のお顔を作っても楽しいです。
「これはなにかな?」「うさぎさんかな?」なんて会話も、想像の世界を広げてくれます。
【積み木で迷路を作ろう】
積み木を並べて迷路を作ってみましょう。
できた迷路にミニカーやボールを転がして、「どこに進むかな?」と一緒に考えながら遊べます。
【あそびながら育つポイント】
✔️ 積み木がくずれたときは、「どうしたらくずれないかな?」と声をかけて、一緒に考えてみましょう。考える力が育ちます。
✔️ 「このいろは何色かな?」「この形はなにに見える?」と話しかけることで、色や形にも興味がわいてきます。
パズルであそぼう
【ピースをさがしてみよう】
パズルのピースを広げて、「この青いの、どこにはまるかな?」と一緒にさがしてみましょう。
子どもが見つけられたら、「あったね!」と一緒に喜んであげてくださいね。
【絵を見ながらすすめよう】
パズルの箱の絵などを見せながら、「この絵、なにが見える?」と話してみましょう。
「次はこのピースかな?」と声をかけながら進めると、協力する楽しさも味わえます。
【できあがったらお話しよう】
パズルが完成したら、「これなあに?」「この動物、どんな声かな?」とお話をふくらませてみましょう。
会話が自然に広がりますよ。
【あそびながら育つポイント】
✔️ ピースがはまったら、「すごいね!」「やったね!」とたくさんほめてあげましょう。自信につながります。
✔️ 絵や色について話すことで、ことばと見る力が育ちます。
音の出るおもちゃであそぼう
【リズムに合わせて動こう】
太鼓やシンバルなどで「トントン、パパパ♪」と音を鳴らして、手や体を一緒に動かしてみましょう。
楽しくリズムに乗るだけでも、体を動かすいい練習になります。
【音のちがいを聞いてみよう】
「今のは大きい音だったね」「これは小さい音だね」と音の大きさや高さのちがいを感じてみましょう。
音に合わせて体を動かすと、もっと楽しくなります。
【音あてクイズをしてみよう】
おもちゃの音を聞いて、「これはなにの音かな?」とクイズをしてみましょう。
「ワンワンの音だったね!」とまねっこするのもおすすめです。
【あそびながら育つポイント】
✔️ 音のちがいを言葉にすることで、「大きい・小さい・高い・低い」などのことばを覚えていきます。
✔️ リズムに合わせて動くことで、体のバランス感覚や協調性も育ちます。

おうちの人がそばで見守って、子どもの様子に合わせて声をかけたり、手伝ったりすることが大切です。
おもちゃ選びで気をつけたいこと
その子に合ったおもちゃ選び
安全第一!
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口に入れても安心なサイズを選びましょう。
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トイレットペーパーの芯を通らない大きさが目安です。
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とがった角や取れやすい部品がないかチェックを!
子どもがワクワクする見た目
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明るい色やかわいい動物など、目を引くデザインを選ぶと◎
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押すと動く、音が出るなど「わかりやすい楽しさ」もポイント。
発達に合った機能
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「にぎる」「つむ」「入れる」などの動作を楽しめるものを。
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ことばを促す音が出るおもちゃや簡単な絵本もおすすめです。
子どもの反応をよ〜く観察しよう
実際に遊んでみよう
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おもちゃ売り場などで、子どもに触れさせて反応を見てみましょう。
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自分から手を伸ばすおもちゃは、お気に入りになりやすいです。
思いがけない遊び方もOK!
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使い方がちがっていても、安全ならそのまま見守ってOK。
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創造力や自由な発想につながります。
興味がどれくらい続くかチェック
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長く遊べるおもちゃは集中力を育ててくれます。
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逆にすぐに飽きてしまうおもちゃは、ちょっと難しすぎるのかも。
知育おもちゃがつなぐ、親子の笑顔と成長
1歳の時期は、たくさんの「できた!」や「やってみたい!」が生まれる大切なとき。
知育おもちゃを通して、手先の動き・聞く力・ことばの力など、いろんな力がぐんぐん育ちます。
そして何より、親子で一緒に遊ぶ時間は、子どもにとって最高の学びの場であり、絆を深めるチャンスです。
「楽しいね」「すごいね」「もう一回やってみよう!」——そんな声をかけ合いながら、今日も一緒に遊んでみませんか?